つつじヶ丘のラーメン屋「みーとん」が美味しい

地元の、いわゆる街の中華屋さん的な店があって。
まあ国道沿いじゃないから、とかその程度の理由だけど
第一印象は、そんなに美味しそうな雰囲気がしないなーと思ってた。
まあそれでも酔っぱらった時に惰性みたいな感じで通ってたら、
意外と美味いということに気付いた。

ご夫婦かな?お二人で切り盛りしてらして
不器用ながら心温まる接客をする店で、常連さんがいっつも割と集まってる。

あんまり、ラーメン雑誌とかには載らない系統の素朴な味なんだけど
どのメニューもひと工夫されてて、普通の醤油ラーメンが普通に美味しくて
普通の餃子が普通に美味しい。

この店らしいなーと思ったのが
「終電のダイヤ変わったでしょ?だからうちも営業時間のびちゃいましたよえっへっへっへ。だからこの時間はいっつも晩酌の時間なのに、皆さんが飲んでるのを見ながら我慢する時間になっちゃいましたえっへっへっへあーーー!すいませんお気遣いなくえっへっへっへ。」
って、ダイヤが変わった翌日の2時ぐらいに話してくれたこと。

極度の地元主義じゃないんだけど、しっかり、僕を含む、常連の事を考えてくれてるんだなと。
それはまあ常連命の商売と考えれば当たり前かも知れないけど
やっぱりチェーン店じゃそういう臨機応変な対応はできないわけで
こういうところも、心にくる。

僕はこの店のラーメンのファンだから、機嫌良い時も悪い時も、
同様にこの店に寄って、無言でラーメン食って帰る。
おっちゃんとは特に雑談かましたりはしないんだけど、
そんな僕みたいなタイガーな常連には下手な干渉をしてこない
よく喋る常連とはよく喋る。
そして、いつも通り無言で帰ろうとする僕に一言詫びを入れてきたりする。
「うるさくてすいませんね、昔ながらの友達なんですよえっへっへ」
僕は美味いラーメン屋がうるさかろうと何だろうと、そんなに気にはしないが
一言添えてくれた愚直な接客が、なんとなく嬉しかったり。

ごくたまーに、このラーメンが好きなのか、この
さして喋った事のないこのおっちゃんが好きなのか分からなくなる日がある。
そして、特に絶賛をするわけでもなく
なーんかあのラーメンが食いたいなという気分になる日が多くなってきて
どんどん、この店に通う頻度が高くなってくる。

俺が従事してる仕事って、まさに接客業であって
この店みたいに、まるで家族のように
ある子にはトーク満載で、ある子にはそーっと
温かく迎え入れてくれる街の中華屋って、ひとつの理想形だなって思う。

顧客に対して意識を持ってる店が必ず成功するかっていうと
それはまたそう簡単な話じゃないけど
でも例えばカレー屋でいったらマレーもトマトも香菜軒も、
世界ランクに素晴らしい店って、本当に真心を感じる接客をするご夫婦が多い。

良い人や真面目な人って、短期的には損してるように見えるけど
長期的には絶対見返り来るはず。最低でも接客業においては絶対そう。

本日の一曲
ポールマッカートニー/New

こんなにも過去の自分と戦わないサウンドで
こんなにも新しい時代を受け入れる歌詞を
こんなにも感動的に歌えるなんて
やっぱ世界で一番成功したロックスターだけあるなーという貫禄。

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