あきの結婚パーティでギター弾いてきた話

もう12年も前の話

まだ当時の俺は「自分のバンド」 でしかギターを弾いたことがなかったんだけど
ソロシンガーである、あき(当時a-Qui?)に呼ばれたのが
アウェイで他人の曲を知らない人と一緒にやるという仕事の初体験だった。
その知らない人であるスタジオミュージシャン達は
今まで手合わせしたことのないレベルの高さで
音で気圧され、音で人見知りをし、俺は譜面に食らいつくのに必死で。
やがて音で会話する糸口を見つけ、音で挑発したりバトルしたり和んだりという
音でコミュニケーションをとるってやつを、
これはプロだったらできて当たり前の事なんだけど
初めてそれを経験させてくれたのがあきだった。
その後、誰とでもヤる(←音楽的な意味で)
ヤリチン(←音楽的な意味で)ミュージシャンとなり
数えきれないぐらいの人とヤりまくり(←音楽的な意味で)
初めての人とヤるのが超得意(←音楽的な意味で)になる俺であるが
やっぱりファーストキスの相手との思い出がちょっと特別なように
あきとのセッションは、なんとなく特別な思い出だった。
そんなあきから7年ぶりに連絡がきて、結婚パーティでギター弾いてきたのが一昨日の話。
ちょっと前からスタジオに入って、諸々のお喋りなども含めて再会を楽しんできたんだけど
あきはちょっと年上のお姉さんで、
あんなに感情を露呈する芸風の人なのに、会話がやたらウィットだったり
本番当日に曲増やしたり、「メロ歌うからコードつけてみて」という無茶ぶりしてきたり
俺がカッティングで挑発したらすっげーテンポ走ったり
俺たちの関係性が相変わらずで本当に楽しかったよあき。
超おめでとう。
本日の一曲
Bob Marley Ft. Mc Lyte – Jammin’
その当時、要するに12年ちょい前にやたらハマってたから。
あきと「冬にレゲエってのもなかなか合うよねー」という話をした記憶があるなあ。
当時は好色人種や犬式と一緒にライブやる機会もちょいちょいあったので
レゲエの話はよくしてた。