テックブログ

弊社GMOペパボではテックカンファレンスを過去5回ほどおこなっておりまして、そういったイベントに馴染みの無い方のために、第5回からの紹介文から抜粋しますと  
数々の賞を受賞した実績を持つエンジニアや、高い技術力をもとに書籍への寄稿を行っているエンジニアをはじめとした、社内外を 問わず評価されているエンジニアが多数在籍しており、-中略- 技術 的にも多様な取り組みを行っています。 そんなペパボのエンジニアたちが経験の中で蓄積してきた生の声をお届けするのが、ペパボテックカンファレンスです。
ということです。


  IT業界に10年ほど在籍していながら、未だに書けるコードは<a href=””></a>と<img src=”” alt=””>だけという、エンジニアリングとは縁もゆかりもない私が、こういうイベントに登壇してほしいということでお話をいただきまして、あーそれは面白そうだなと思い、快諾しました。

割と忙しかったんですけど。   そんな私がテックカンファレンスでお話したのが「ヘヴィメタルの作り方」という、餌がついてない釣り糸を長めに垂らしたようなタイトルなんですが、ここで語っているような音楽的なセオリーって、実は結構隠匿されがちで、なかなか入手するのが難しかったものです。  
音楽業界っていうのは、IT業界と比べると情報のオープンソース化がまだまだ全く進んでいなくて、その理由は色々あると思うんですが、いずれにせよ僕は 「もっと早く知りたかったなー何でここまで業界の中枢に接近しないとこの程度の情報が手に入らなかったんだよー」 と思ったような情報をたくさん持ってるので、そういうのもこのブログで小出しにしていこうかなと思います。  

作曲のセオリーという部分でいうと、今回のプレゼンテーションで紹介しました 鼻歌で、サビから作る というのは基礎中の基礎だと思います。このセオリーを守らないと何が起きるのかというところから紹介すると – サビが高すぎるか、Aメロが低すぎる曲ができあがり、ボーカルの魅力が全く出せない – ペンタトニック・スケールのメロディになり、つまらない – AメロBメロまでメッチャ良いのに、サビがつまらない こういう曲が出来上がるリスクが高くて、これは平たく言うと売れもしなければあまり良い曲でも無いので、「サビから、鼻歌で作りましょう」ということなんですね。

ともあれ、今日のテックカンファレンスは懐かしい友達も来てくれたり、Xファンの方やドッケンファンの方から話しかけていただいて非常に楽しかったです。エンジニアっぽさを追求するため、スライドシェアしますね。   https://speakerdeck.com/wutang/20160908-hevuimetarufalsezuo-rifang

ヘヴィメタルの作り方