僕の宗教へようこそ

ある国に行ったら、そこが
ある宗教に思想を支配されてた、と想像してください。

売れてる音楽のほとんどがその神を讃えるもので
売れてるドラマのほとんどがその神にまつわるストーリーで
その宗教に否定的な言動をとれば、人格を疑われ
女性達はトイレでもランチタイムでも「語ろうよー」とか言って呑み屋に行っても
基本的にその宗教の話しかしません。
その宗教にはまった事のない人というのは、社会的にどうも受け入れられなくて
だいたいがニートやってたり。
社会で成功してる人は全員、その宗教にどっぷりはまったことがある人だらけ。

僕が生きてきた時代や場所においては「恋愛」がまさに
そんな宗教的なものだよなーと。

って言っても誰も理解できてない顔する。
「え?ちょっとこの人ヤバイ人?」みたいな表情を浮かべる。
ああ本当にこれは宗教的だなあとますます思う。
そういう顔されるの分かってるから、あまり説明したいとも思わないし
そもそも僕の価値観は、その宗教からそれほど自由になれてもいない。

洗脳とか先入観とか常識とかいうものから完全に自由になるってのは
もはや不可能なんじゃないかとすら思う。
洗脳とか先入観とか常識も無しに、人は
成長もできなければ社会を生成することもできないんじゃないだろうか。

本日の一曲

何でこんな事書く気になったかというと、ベートーベン聴いてたらそんな気分になった。
発言することに全くメリットがない事を、ちょっとつぶやいてみようかな
という気分になったという事です。
聴いてたのがチャイコフスキーだったらそういう気分にならなかったかもなーと思います。
ちなみに、常識に束縛されてても、自分を客観視することぐらいはできると思います。