zendeskのコミュニティチャンピオンに選ばれました

昨年から不定期でzenlabという、zendeskのユーザー会を運営していましたんですがこの度、その辺の貢献を評価していただきまして、こんな表彰をしていただきました。

https://go.zendesk.com/community-champion-2018

zenlabを始めた理由は、とにかく導入に苦戦したから

zendeskに限った話ではなく、Saasのサービスというのは導入が大変だったりします。

  • ユーザーの要望に真摯に応えた結果、機能が多彩
  • 海外サービスが多い

といった理由が挙げられると思うんですが、特にzendeskにおいてはCS担当者が単独で導入にあたるケースが多いことから、初めてツール導入をしているというケースが多く、どの会社の導入担当者とお話しても苦戦のエピソードが絶えません。
思えばもう3〜4年ぐらい前にzendeskの導入を担当した時に、私も非常に困っていました。

そんな中、当時まだ少数だったzendeskジャパンの方が少人数でのユーザーコミュニティを開催され、私もそこにお誘いをいただきました。確か4社程度しか呼ばれていなかったと思います。
2014年頃の事だったと思うんですが、思えばあの時zendeskのカスタマーサクセスのおふたりは、やるべきことを的確にやっていらっしゃったように思います。

私が何故ここにお誘いいただいたかというと、困っているということをひたすらzendeskの方にアピールしていたのと、困りながらもあらゆる機能をなんとか使い倒してやろうと、当時まだあまり他社さんが使っていなかったマルチブランドトークといった機能を使ったりしていたから事例としてシェアを求められていたという側面があるように思います。

ここでおこなわれたユーザーコミュニティは非常に盛り上がり、そこに集まったメンバーはその後も何度か情報交換をおこなううちにすっかり仲良くなっていました。そんな中、zendeskも国内でのユーザー数を着実にあげており、当時の我々のように孤独に苦戦を重ねている方が激増しているかと思うと、なんとかそこを解決できないものかということで、もっと広く情報交換の場を設けてみてはどうかということで、オープンにzendeskユーザーが集まれるイベントを開催するにいたりました。

ユーザーコミュニティを、ユーザーとして開催するメリット

1.楽しい

イベントを設営するのには、かなりの労力を要します。
何故こんな労力のかかることを、お金を払ってるユーザーの立場でやるのかというところなんですが、これはひとえに楽しいからです。
zenlabの幹事会を一緒にやってる方々とは本当に仲良くさせていただいていて、個人的には彼らと飲んでる時がどんな時間より楽しかったりします。そういうメンバーとは、一緒に仕事をしてみたいと思ったりもするんですが、現実的にはそれは難しいです。ところが、イベント設営は一緒にできるし、それは「一緒に仕事をしている」という状態にやや近い体験になります。
それぞれが各社で磨いたスキルを発揮しながら役割分担をしていく工程は、単純に楽しいのです。

2.アウトプットする人には秀逸なインプットが集まってくる

こうやってアウトプットの場を提供し続けると秀逸な事例を勉強させていただく機会に溢れることになります。毎回イベント後には飲みに行ったりもするんですが、こういう場でもオフレコな情報交換は活発におこなわれます。

アウトプット量を増やすと、インプット量が自動的に増えます。
結果、結構zendeskには詳しくなれます。

3.ツールを使いこなす能力は現代において非常に貴重

すごく端的に言うと、僕はzendeskの仕様に詳しくなったことによって、市場価値が上がったと思います。名前と顔も多くの方に知っていただくことができましたし、他社さんから副業としての相談をいただく機会も出てきました。
これはSalesforceでもマルケトでもクリテオでも同じだと思いますが、難しいツールを使いこなせる人は転職市場でも高く評価されます

ユーザーコミュニティを主催する、あるいは積極的に参加することで、ツールの使いこなし力を上げることは、自分の市場価値を上げることになります。

改めてzendeskには感謝

最初に数社で意見交換会をやったメンバーは、今でも一緒にzenlabの幹事会をやっている仲間だったり、今回チャンピオンとして表彰していただいたメンバーにも含まれていたり、一緒にNYのカンファレンスに参加したメンバーだったりもします。
いい歳になってから、こういった友人が社外にできるというのは本当に貴重です。

なので、自分が貢献をしたというよりは、こんな素敵な仲間と出会わせてくれたりといただいたものの方が大きいなと思っているので、CEOのミッケルから直々に盾なんかいただいちゃったりという表彰を賜るのは、なんか恐縮の限りでございます。

せめて、もっとアウトプットを強めていく意味で
zendeskをどう活用してどういうサポートを実現してるのかってあたりも、これからブログやなんかで書いてこうかなーと思いましたー。