1年間、超細々と英語を勉強してたけど、意外と収穫があったよという話
昨年、20年ぶりに海外に行った事で英語熱が再燃し、本当にダメダメながら1年間細々と英語を勉強してきた事によって、収穫だと思える事があったのでそれについて。
ちなみに背景として、中2+α程度の英語力だった奴が中3+α程度になった話だと思って読んでください。何も偉そうに語れるレベルでは無いです。
英語できないからって、検索にヒットした英語の情報を遮断する、という悪癖を治そう
これは同僚のエンジニアにプログラミングを教わっていた時に学んだ事なんですが、彼らは英語しゃべれないからって英語のページを閉じたりないんですね。
僕ら総合職の人間から見ると、webエンジニアって魔法使いみたいに見えるんですが、よく観察してみると彼らの本当に素晴らしいところは「何でもできる」ではなくて「できない事は、調べりゃできる」と理解している事なんです。
分からない単語は調べれば意味が分かる。
知らないコードは調べれば知れる。
調べた結果を情報として食う。
プロセスとしては当たり前のそれなんですが、できていなかったなと猛省しましたし、それができてない人ってメチャクチャ多いと思いました。
とは言えしんどい。
分からない単語が多すぎて情報が捉えきれない。
単語は全部キャッチできてるのに文意が分からない。
というのは今でも多々あります。しんどいです。苦しいです。
ただ、中2レベルでも毎日20分ぐらい英語音声を聞く程度のことを1年間しただけで、その痛みがずいぶん和らぎました。
僕がこの1年間やったこと
以下ふたつのアプリを、出勤時間にやってただけです。
これは、男女3人を主人公としたストーリーが全27話収録されてて、それをただひたすら(1話1000回ずつを推奨されている)聴きまくるというアプリです。英語を耳になじませるという目的にビッタリ合わせた機能設計がされていて、例えば再生速度を遅くしても早くしても聞こえ方が自然だったり、細かいところまで聞こえてるのかテストができたりします。この辺のクオリティが良くて、まだ15話までしかいってないし、各話平均100回程度しか聞けてないんですが、確実に英語が耳に馴染んできてます。
まともに勉強しない中高時代を過ごしてしまったので単語力の無さは結構致命的だなーと思って、途中からこのアプリを追加しました。辞書機能もついてて、調べた単語だけ自分の単語帳に追加していくかたちで利用しています。
新しく追加した単語を中心に出題してくれるんですけど、ちょうど忘れたかなーという嫌らしいタイミングで昔検索した単語が出題されるのが、記憶に定着しやすいなーと実感できてます。
「英会話」で検索して出てくるようなアプリはかなり多く試したんですが、自分が欲しいスキルに合ってるかなーというマストアプリをこの2つに絞り込んだのは正解だと思いました。僕、基本的に飽き性なので2つが限界です多分。
この2つを、時々サボりながら細々と継続した他に、なんかテンション上がった時期だけ、Eテレの英会話番組を見たり、他のアプリ試したりしてました。
僕がこの1年間で得たもの
若者は、調べたいことをGoogleよりtwitterで検索してるって言うじゃないですか。僕は最近youtubeで検索することが増えました。DTMに関する情報なんかはyoutubeで調べた方が断然捗るんですよね。
で、検索結果に英語の動画が出てきても、果敢に動画を見るという事ができました。これが僕が得た最大の収穫です。
もちろん内容が全く分からなかったケースも多々ありましたが、字幕の自動生成ができる・かつ自分に有益な情報っぽいなーと思うものはしつこく単語検索しながら何度も見たりしました。
結果、上記の動画を含む音楽関係の動画のいくつかが、自分の活動に大きな影響を与えてくれました。ちゃんと自分の人生を変えてくれてるわけですからこれはヤバイ。
この動画を必死で見てる時、僕はあくまで「この動画が何を伝えてるかを理解した自分」という、非常に現実的なゴールを目指してました。調べりゃ理解できますから非常に現実的です。決して「英語力が上達した、英語ペラペラのカッコいい自分」を目指してはいません。
多分、これが英語と向き合う正しい姿勢なんだろうなーと。これが最も重要な気づきだったんじゃないかなと思ってるんですが、全くそういうことを言われてる動画を同僚が紹介してくれました。皆様にもシェアです。
まとめ
- 知らない・分からないことは、調べるガッツを持ちましょう。
- 英語は聞き慣れるというのがとても大事だと思った。
- 中学生レベル以降は「英語を学ぶ」んじゃなくて、「英語でしか語られてない興味ある情報を収集」しようとした方が捗りそうな気がする。