実家の餃子が一番美味い件
いろんな人と色んな美味しいものの話をするのは非常に楽しいものですが
餃子についてはどうも人と分かり合えない
そんな水餃子至上主義者である私の苦悩を綴ってみました。
俺は実家の餃子より美味しい餃子に出会っていない
「いやそれ本当に美味しい店行ってないだけだよw」
まあ言われますよね。分かります分かります。僕もこれカレーとかで言われるとそう思いますし。そう言ってるサイドの言い分も気持ちも非常によく分かるので反論したくなくなります。
「素敵ですね、お母さんの味」
まあ言われますよね。でもこれ別に愛情とかそういう話がしたいんじゃなく、なんなら僕でも作れる簡単な食い物の話をしたいんです。
もうこのあたりの時点で割と説明が面倒になっちゃってるのがお分かりいただけると思いますが、そうやって説明をサボってきた自分を戒めつつ、
極力皆さんに理解していただけるように説明をしたいと思います。
うちの実家の水餃子について箇条書き
- オフクロが、当時仲良かった台湾人の友達から教わって作るようになった。
(どうやら中国では水餃子の方が一般的なようです) - 月1ぐらいのペースで幼少期から20歳ぐらいまで実家の食卓に並んだ。
- そんなに変わったものでも凝ったものでもない。作り方教われば弟も俺も簡単に作れた。
- 茹でて湯切りした、日本では「茹で餃子」と呼ばれることも多いスタイル。
- キャベツを使わず白菜を使う
- にんにくがかなり多い
- 高級中華でよく出てくる分厚い皮じゃなく、普通の市販の皮使ってる
- 酢は使わず、醤油のみをぶっかける(ラー油か豆板醤を適量溶かしたりもする)
- 割とガキの頃から、俺は餃子の時は米を食わない。
- 焼き餃子と違って油っこくないので、平気で30個40個ぐらい食う。
今まで食った他店の水餃子について
宇都宮で名店と言われるお店にも数件行きましたが、やっぱ実家の方がちょっと美味しいです。
こういう話をしたら「絶対この店の方が美味い」と言って
都内の名店みたいなとこに連れてってくれる人もいたんですが
本格中華みたいな店が多く、皮が分厚いタイプの水餃子で、
まあ僕はそれだったら小籠包食いたいなーとか思っちゃう趣向を持ってるんです。
で、実は、最も実家の味に近くて寵愛している店舗がひとつだけあって
それが、チェーン店である餃子の福包なんです。
ここに来てチェーン店を至高に最も近いとか言われてあきれてる方もいらっしゃると思いますが、福包の水餃子、本当に美味しいと思うので、是非皆さんも(酢は要らないよ酢は!!!)食べてみて欲しいです。
口に放り込んだ時のプリプリ感、噛んだ時のザクザク感、過剰なにんにく。かなり実家の餃子に近いと思います
水餃子を好きになれとは言わない
う「俺、水餃子至上主義なんだよね」
他「えー珍しいね。僕は焼き餃子派だなー。」
という時に
- そもそも水餃子じゃなくてスープ餃子をイメージしてそう言っている
- 水餃子に酢は合わないだろうに、酢醤油につけちゃってる
- ていうか下手すると水餃子食ったことないのにそう言ってる
という事態が頻発するので、非常に説明がめんどくさかったのです。
結果、水餃子を好きになれとは言いません。
ただの大衆的な水餃子を愛する1人の意見として、理解してもらえれば私は満足です。