2022年の振り返りブログ
今年はなかなか濃い1年だったなーということで、振り返ります!
ちなみに採番は特に何順でもありませんー。
1.20年来の悲願であったアルバム3枚をリリースした
20年も手元で温められていて、一時は「一生出せないんじゃないか」と本気で悩んでいた3部作が、やっとリリースできました。これについて実は別途記事を書こうと思ってたものが下書きのままになっており、これは別途清書して公開しますのでここでは簡潔に感想を。
10年ちょっと前の僕は、この23曲が既に作曲できていて、これを歌ってくれた18名のボーカリストさんのほとんどと既に知り合ってオファーにも快諾してもらえていたわけです。
それでも、当時の僕にはいくつかのスキルが不足していて出せなかった。これを2022年の僕は出せたわけです。リリースができたことにも最高に満足しているんですが、それ以上にちゃんと自分はかつてできなかった事ができるようになっているという、成長実感がなにより嬉しかったりします。
2.カエル化して、シングル3ヶ月連続リリースした
タイトルが2から始まるアルバムを出していたやつが、古い作品を供養するような行為で、この夏に立て続けに出したシングルが、今の僕が作った曲です。
本来、シリーズ2を出し終わってからこれ始めないと何やりたい人なのか分かりづらくなるよなーと思ってたんですが、もうガマンできなくて並行して出しちゃいました。
特にこの3ヶ月リリースにおいてMVを全曲作るルールにしたので、この制作期間は思い出したくもないぐらい常に忙しくて、常にタイムプレッシャーを感じていました。そんな中、協力してくれた皆様には本当に心から感謝です。
また、これをやるにあたってカエル化してアー写撮影のセッションを何度もやったのも、なんか俺らしい事をやれてる感がありました。
あとは売れるだけなので、2023年にその足がかりを作ろうと思います。
3.理想のCSチームを作れた
じゃあ音楽ばっかりやっていたかというと、12月に上記の記事を書いた通り、CSとしてのお仕事も非常に充実してました。
サクッと言うと、理想的なCSチームを作るための調整を1年かけてやっていた感じです。
急成長しているスタートアップのCSをゼロイチに近いかたちでビルドアップするというのは結構難しくて、ようやく適切な人数や座組みが見えてきたなーと思った頃には理想的なメンバーが揃っててリレーションも満点に近い状態になってました。もう一度言うけど、さすが俺。
社内メンバーである3名は、タイムキーパー不在で飲むと必ず2時帰りになってしまうというデンジャラスメンバーなんですが、おかげで自己開示と相互理解が半端なく、とても揃って2ヶ月のチームとは思えないそれになっています。
4.BAR凸してた
いちいち声高に口外することでもないので言ってませんでしたが、今年は思うところあって「行った事ないバーに凸する」という事を意識的にやってました。地方合わせたら10軒ぐらい凸したんですが、結局地元に2軒、よく飲む同僚宅の近所に1軒、札幌に1軒に固定されていきました。なので、まあそんなに多くのバーに行ったわけではないんですが、いつでも行ける憩いの場、いつでも新たな出会いが勝ち取れる場が手に入ったことは、コロナ禍において萎縮していた私生活に彩りを与えてくれました。
よく意外がられるんですが、行った事ないバーに突撃するというのは結構心理ハードルを感じてしまい、ソロでそんなことをやったのは(東京では)初めてでした。期待していた以上の楽しみを見出せて満足しています。
5.友の死
いちいちこんな総括に入れることでもないかも知れないけど、どうしても今年の出来事としてスルーできないので書いときます。
真部は、この10年で多分4-5回ぐらいしか会ってないし、思い返せば一緒に働いてた期間も1年未満ぐらいだったけど、何故か偶然の再会を何度も繰り返してきて、不思議と縁があって、なんか友情を感じられる奴でした。あいつ風に言うと「ダチ」ですね。
4月にpatheticをリリースした時に、熱苦しい感想を送ってきてくれて、なんて嬉しい奴なんだと涙目でお礼を言って「近々また飲み行きますか」と約束した、その翌週に訃報を聞きました。
危なっかしい奴だとは思っていたけど、まさか赤子と奥さんを残して死んじゃうなんて思っていなくて、ちょっとこんなにツラい事件はなかなか無かったなあと。泣かずにいれないような友達の死というのはいつ以来だったか思い出せません。実は4月頃、結構しょげてました。
総括
この時期になると「早いねー」というのが定型句ですが、僕は全く早く感じていなかったりします。
充実して、カラフルで、いろんな事が盛りだくさんだった1年だったと感じていて、それは以下の通り、いろんな人に会えた事と、いろんな場所に行けたからだろうなーと感じてます。
いろんな人
1人ドジな奴はいたけど、今年を振り返ると多くの方に「会えた」のが特徴的で嬉しいポイントだったと思います。再会と出会いが非常に多かった。
一緒にレコーディングしてくれた皆さん、MVやアー写に関与してくれた皆さん、続々と新入社員が入ってきた会社の同僚の皆さん、バーで知り合った皆さん、地方でお会いしたお取引様、辞めてもなお連絡くれるかつての同僚の皆さん、、嘘だろってぐらい多くの方々と会えて、それぞれのシーンが鮮明に記憶に残ってます。
ていうか、ちゃんと思い出すと「あれ?あの人も出会ったの今年?」みたいなのが非常に多くて、これは本当に嬉しいことです。
いろんな場所
今年のフォトフォルダを見返しながらこの記事を書いてたんですが、家の中や近所の写真だらけだった去年や一昨年と比べて、かなりいろんな場所での写真が見られます。
要因のひとつは、CSのお仕事において、札幌3回、大阪、沖縄、広島と出張が多かった事でした。それぞれ出張の目的となったお取引先の方々と、建設的なお話もできましたし、楽しい時間も過ごすことができました。
もうひとつの要因は、私生活において下の子がようやく1歳(今月2歳)になり、家族でちょっと遠出するような機会が増えた事でした。秋に行った箱根旅行を筆頭に、行動範囲が広がったことで楽しい思い出も増えました。
刺激
僕は、外部からの刺激が無いと嘘のように怠惰な本性が剥き出しになり、寝不足になるまで漫画読んだりtiktokを無限に見たりと、建設的な事が何もできなくなってしまうところがあるので、そんな怠惰なスペックと付き合っていく上で、一定以上の刺激を注入し続けることは非常に重要です。
それが今年は皆々様のおかげで刺激を食い続けることができて、それなりの成果が出せた1年だったかなと思っています。来年のことはまた年明けてから書きます。
皆様、良いお年を。